こんにちは、コーヒーLOVERのみなさま!
今日は「From Seed to Cup」という概念についてお話ししたいと思います。
コーヒーがどのような旅をしてきて私たちの手元のカップに届くのか…
その壮大な旅路を一緒に辿りましょう!
1. 種から始まる物語
すべてのコーヒーは小さな種から始まります。
コーヒーの木は熱帯地域で育ち、その代表的な生産国にはブラジル、コロンビア、エチオピアなどがあります。
コーヒーの木が健康に育つためには、適切な気候、土壌、そして多くの愛情が必要です。
小話: コーヒーの起源
伝説によると、コーヒーはエチオピアのヤギ飼いカルディによって発見されました。
カルディはヤギが赤いベリーを食べて興奮しているのを見て、自らもそのベリーを試してみました。
その結果、彼はその興奮効果を発見し、これがコーヒーの始まりとされています。
コーヒーの起源については諸説あり…本当に諸説あります。
たくさんの逸話や伝説がありますので、次回以降また取り上げてみようと思います。
2. 成長と収穫
コーヒーの木が成長し、花を咲かせ、やがてコーヒーチェリーを実らせます。
これらのチェリーが熟すと、手作業で一つ一つ収穫されます。
収穫はとても大変な作業であり、コーヒー農家の努力と情熱がここに込められています。
3. 加工と乾燥
収穫されたチェリーは、種(コーヒー豆)を取り出すために加工されます。
主な方法には、ウォッシュドプロセス、ナチュラルプロセス、ハニープロセスなどがあります。
これらのプロセスによって、コーヒーの風味が大きく変わるため、非常に重要な工程です。
小話: ナチュラルプロセスの起源
ナチュラルプロセスはエチオピアで発祥したとされています。
水が貴重な資源であるため、水を使わずにコーヒーチェリーを乾燥させる方法が考案されました。
この方法により、フルーティーで甘みのあるコーヒーが生まれます。
4. 輸送と焙煎
乾燥されたコーヒー豆は、世界中のロースター(焙煎業者)へと送られます。
焙煎はコーヒーの風味を引き出すための重要なステップで、ロースターの技術が試されるところです。
浅めに焙煎された豆は酸味が強く、深めに焙煎された豆は苦味が強くなります。
各ロースターによってコーヒーの味わいの方向性が大きく変わる大事な工程です。
エレファントコーヒーでは焙煎したてから変化するフレーバーの変化をお楽しみいただけるように、
店内では生豆をディスプレイし、その場で焙煎してお渡ししています。
5. 挽いて淹れる
焙煎されたコーヒー豆は、私たちの手元に届き、最後に挽かれてコーヒーとして淹れられます。
ここで重要なのは、自分の好みに合った挽き方と淹れ方を見つけることです。
フレンチプレス、エスプレッソマシン、ドリップなど、さまざまな方法がありますので、色々試してみるのも楽しいですよ。
お近くの店舗でコーヒー教室やラテアート教室などに参加されてより実践的で深い理解をすると、
コーヒーの深くて長期的な楽しみ方のヒントになるのでおすすめです。
歴史背景: コーヒーの普及
コーヒーは16世紀にオスマン帝国を通じてヨーロッパに伝わり、瞬く間に広まりました。17世紀にはロンドンに最初のコーヒーハウスがオープンし、社交の場として人気を博しました。コーヒーハウスは「ペニー・ユニバーシティ」と呼ばれ、情報交換や知識の共有の場として機能しました。
まとめ
「Seed to Cup」という旅は、私たちのカップに注がれる1杯のコーヒーがどれほどの努力と情熱によって成り立っているかを理解させてくれます。
次にコーヒーを飲むとき、この旅路を思い浮かべてみてください。より一層美味しい1杯を味わえることになることでしょう。
それでは、今日も素敵なコーヒータイムをお過ごしください。
コメントや質問があれば、ぜひお寄せくださいね!
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